高級ゲーミングチェアは腰痛対策になるのか?─そのイス、体に合ってますか?
- ANDASEAT日本公式WEBサイト
- 6月9日
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その腰痛、「イスの質」が原因かもしれません。
長時間座るデスクワークやゲーム環境で、じわじわと腰にダメージが蓄積していく──その違和感、もしかすると「イス」のせいかもしれません。
本記事では、腰痛の主な原因とイスの関係、そして高級ゲーミングチェアが腰痛対策に有効な理由を、人間工学的な視点から解説していきます。

腰痛の主な原因と、イスが与える影響
腰痛の多くは、骨盤の後傾や猫背といった姿勢の崩れが原因です。その姿勢を長時間強いられる環境が、「体に合っていないイス」だとしたら──腰への負担はさらに増します。
とくに以下のようなイスには要注意:
ランバーサポート(腰のS字カーブを支える構造)が人間工学に基づいていない
背もたれや座面が体格に合っていない
クッションが硬すぎたり柔らかすぎたりする
高級ゲーミングチェアは何が違う?
腰への負担を軽減するには、「姿勢が崩れにくいイス」を選ぶことが重要です。高級ゲーミングチェアにはそのための設計がしっかり施されています。
たとえば以下のような特徴があります:
ランバーサポートの設計と調整機能:腰のS字をしっかり支える
座面内部のフォーム構造:体圧分散を実現し、座骨や太もも裏の血流も確保
ハイバック&ヘッドレスト:上半身を預けることで腰の負担を間接的に減らす
リクライニング/ロッキング機能:リラックスしやすく、姿勢を切り替えられる

腰痛対策で選ぶべきゲーミングチェアの条件
腰痛予防という視点でチェアを選ぶ場合、以下の条件を確認しましょう:
ランバーサポートの設計
ランバーサポートの調整幅
座面の奥行きや高さが調整でき、自分の体格に合うか
表面素材の「質」が高く、体圧を受け止められるか
※特に注意したいのが「表面が柔らかすぎる素材」。初期の座り心地はよく感じても、長時間使用で腰が沈み込み、支えを失うことがあります。
正しい座り方と使い方もセットで考える
いくら高機能な椅子を選んでも、正しい姿勢で使わなければ効果は半減します。
正しい座り方の基本:
お尻を座面の奥までしっかりつける
膝が直角(90度前後)に曲がるように座面高を調整
足が床につく状態であること
膝裏が座面からはみ出ないように奥行きも確認
加えて、クッションや座面が柔らかすぎる場合は要注意。「気持ちいいから長時間OK」ではなく、腰椎がしっかり支えられているかどうかが判断基準です。

まとめ:腰痛が気になるなら、まず「座る道具」を見直そう
腰に不安を感じるなら、ストレッチや整体の前に「今座っているイス」を見直してみてください。1日の半分を「合わないイス」に座っていたら意味がありません。
高級ゲーミングチェアは、単なる“見た目の派手さ”ではなく、長時間座っても姿勢が崩れにくい構造で作られています。腰を労わる第一歩として、体に合ったチェアを選ぶことが、何よりも大切です。
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